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2023/07/28 18:46

ミンガラーバー。Sone Twet Thiです。

7月日本は、夏の真っ盛りシーズンに入りました。ミャンマーでは5月から梅雨のシーズンに入りましたが、日本とは異なり、ミャンマーの梅雨はスコールでいわゆる断続的な豪雨です。
豪雨の後は、とても日本の夏以上のカンカン照りの酷暑になる時が、多いので、スコール対策や日焼け対策などは、欠かせません。
ミャンマーでは、日焼け対策や美容のアイテムとして「タナカ」が使われております。
タナカは、人名ではなくミャンマーでの木々名称を言います。東南アジアの一部地域に自生しています。

その秘密のキーワードとなるアイテムを使って今回ご紹介する「タナカ」のミャンマー人の使い方を本記事にて紹介します。

タナカって何ですか?

主にタナカノキ(Limonia acidissima)やタナカヤシ(Borassus flabellifer)の樹皮が使用されます。
タナカパウダーは、日光や風にさらされて乾燥させ、その後、細かく挽いてパウダー状にします。

タナカについての詳細は、こちらで紹介をしています。

タナカを塗るときに必要なもの

タナカの木
・砥石【木をするためのもの】
・水 or ローション
・ブラシ or スポンジ
・鏡
・タオル,ティッシュ

タナカの使い方のステップバイステップ解説

1.クレンジングと洗顔
タナカを使う前に、まずはクレンジング剤を使って肌をきれいに洗浄します。
肌を清潔な状態に整えることが重要です。
洗顔フォームや洗顔料を使用して、肌表面の汚れをしっかりと洗い流しましょう。
不純物や皮脂や化粧などを流して、クレンジング用品で、タナカがしっかり馴染むように下地をつくります。

2.タナカを擦る
砥石の表面を適量の水を落とし、タナカの切り株の表面を時計回りに擦ります。
擦った切り株から出る水分を水に馴染むぐらいまで、擦ります。
適度な粘度になるように調節しましょう。
ペースト状にすることで、塗りやすくなります。


3.タナカを塗ります
水とタナカからの樹液を馴染ませて、手やブラシを使って、タナカペーストを顔や体に塗ります。
特に気になる部分や乾燥しやすい箇所に重点的に塗布しましょう。
特に顔全体に均等に塗ることがポイントです。
優しくマッサージをするとよく馴染みます。

肌のキャンバスで絵をかいても面白いです。

4.マッサージをする
指先を使って、円を描くように顔全体をマッサージし、タナカを肌にしっかりと馴染ませましょう。
マッサージによって、肌への浸透しやくなります。

5.乾燥させる
タナカを塗った後は、自然に乾燥させます。
タナカが肌にしっかりと吸収されまで待ちます。

6.チェックをします
完全に乾燥したら、タオルなどで軽くふき取ります。
肌に触りがよくなったら、完成です。

新たなスキンケアの可能性に挑戦

自然由来の成分が肌にとてもやさしいです。
タナカを取り入れることで新たなスキンケアの可能性に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ぜひ、ミャンマー旅行された際は、体験してみてください。

タナカの使い方の動画も紹介しております。


また興味がありましたら、ミャンマーに関することを配信しております。SNSもみていただけると幸いです。それでは次回まで。

X(旧ツィッター):https://twitter.com/sonetwetthi