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2023/09/15 14:00

ミャンマーの食文化は、インド、タイ、中国などのアジアの要素が絶妙に組み合わさったもので、その代表的な一品が「ラペットゥ」です。
ラペットゥは、爽やかな味わいと香り、彩り豊かな見た目が特徴で、ひと口食べれば、あなたも虜になること間違いありません。

ラペットゥとは、日本語で『お茶の葉のサラダ』です。
ミャンマーではお茶は、トッピングや味付けは様々あり、ラペットゥと言ってもいろいろなサラダを楽しむことができます。

ラペットゥの魅力

ラペットゥは、ミャンマー料理の中でも特に特徴的な料理の一つあり、ミャンマー料理で欠かすことができない一品です。

新鮮さとバラエティ豊かな材料

ラペットゥの材料は、新鮮な食材を中心に使用されます。
青パパイヤは生のままスライスされ、そのシャキシャキとした食感が特徴です。
また、シュリンプやソーセージなどのたんぱく質源、タマリンドソースの酸味、そしてミントやコリアンダーなどのハーブが絶妙に組み合わさります。

香りと風味
ラペットゥは、その香りと風味においても非常に特徴的です。
シャキシャキとした青パパイヤは、新鮮なフルーツのような香りを放ち、食欲を刺激します。
同時に、タマリンドソースと唐辛子がスパイシーな風味を加え、食べる者を虜にします。

健康的な食事
ラペットゥは、新鮮な材料が豊富に使われており、ヘルシーな食事としても優れています。
青パパイヤはビタミンCと食物繊維が豊富で、消化を助け、免疫力を高め体に必要な栄養を補給してくれます。
シュリンプとソーセージはたんぱく質が多くふくまれて、エネルギーを補給します。食べ応えも抜群です。

一口食べると、アジアの旅が始まる

ラペットゥの第一印象は、その見た目からも分かる通り、鮮やかな緑色に包まれた一皿です。
まず、その香りが鼻に広がり、食欲をそそります。一口食べると、爽やかな酸味とスパイシーな風味が口いっぱいに広がり、舌が喜びます。
シャキシャキとした青パパイヤ、ミント、コリアンダーの葉と組み合わさり、まるで口の中でアジアの風景を旅しているような感覚に包まれることでしょう。

ラペットゥの地域別の食べ方

バゴ地域(バゴ市)
バゴ地域のラペットゥは、他の地域よりもさっぱりとした風味が特徴です。
酸味が強調され、特に酸っぱいライムが使われます。

シャン州
シャン族の地域では、シャンラペットゥとして知られる独自のバリエーションが楽しめます。
お茶の葉とトマトをベースにし、野菜や魚介類をトッピングとして使用します。

チン州
チン州のラペットゥには、ヒマラヤ地方の特産であるヤク(水牛のような動物)の乳製品である"ヤクチーズ"を使用したサラダもあります。これは他の地域ではあまり見られない特徴です。

ラペットゥの材料

ミャンマーの代表的なサラダである「ラペットゥ」の作り方をご紹介します。
このサラダは、新鮮な食材と独特の調味料で満たされた、素晴らしい料理です。ぜひ、自宅で試してみてください。

食材
・青パパイヤ(またはキュウリを代用可能)
・にんにく
・赤唐辛子(辛さの好みに合わせて調整)
・お茶の葉(乾燥したものでも可)
・ライム(お好みで)

調味料
・塩
・ナンプラー(魚醤)
・砂糖


トッピング
・乾燥エビ
・ピーナッツ
・ローストガーリック
・鶏肉
・トマト
これらのトッピングを自分の好みに合わせて選びましょう。

作り方

1.お茶の葉を新鮮なものを使う場合、よく洗って水を切ります。乾
燥したお茶の葉を使用する場合は、水で戻し、よく水気を切ります。
お茶の葉を食べやすい大きさに切り、ボウルに入れます。
2.パパイヤを薄切りまたは千切りにし、使用します。キュウリを代用することもできます。
3.香りを引き立てるためににんにくを使用します。薄切りまたはみじん切りにします。
4.辛さの要素として赤唐辛子を使用します。辛さの好みに合わせて調整し、薄切りにします。
5.酸味を提供するためにライムまたはレモンを絞ります。
6.ラペットゥの調味料として魚醤が使われます。この調味料は独特の風味をもたらします。
7.甘さを調整するために砂糖を使用します。お好みに合わせて量を調整できます。
8.味を整えるために少量の塩を加えます。お好みに合わせて調整できます。
9.トッピングをする。味を整えるために少量の塩を加えます。お好みに合わせて調整できます。
10.よく混ぜ合わせる
11.完成

おわりに

その特有の味わいと新鮮な食材から生まれるアジアの美味しさを象徴する一皿です。
ミャンマー風の風味を楽しむことができます。お茶の葉は独自の風味を持っており、新鮮さと香りをサラダに加えます。
お茶の葉を使ったラペットゥ風サラダは、ユニークで美味しい一品となることでしょう。

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