2023/09/22 14:00
ミンガラーバー。မင်္ဂလာပါ。こんにちは。
みなさんは、歴史遺跡が好きでしょうか?
世界には、様々な文化・歴史・宗教があります。
その中でも今回は、世界三大仏教遺跡のと呼ばれるミャンマーにある古都『バガン』について紹介をします。
バガンは、東南アジアで最も壮大で世界三大仏教歴史遺跡の一つとして知られています。
残りの2か所は、カンボジアの『アンコールワット』・インドネシアの『ボルブドール遺跡』です。
全て世界遺産です。
ミャンマーの中心部に位置するこの場所は、数世紀にわたる豊かな歴史と文化を抱えています。
バガンは多くの観光客にとって、未知の世界に足を踏み入れたような感覚をもたらす場所で、その魅力について探ってみましょう。
バガンは、どんな場所?
バガンは、ミャンマーの中部に位置し、ヤンゴンから北へ約600キロメートル、マンダレーから南へ約200キロメートルの場所に広がっています。ミャンマーの内陸部に位置し、美しいアイルランドのような緑の平原に囲まれています。
この場所は、かつてパガン王朝の首都であり、仏教が栄えた歴史的な地でもあります。
バガンの主要な観光地区は、バガンの古都の中心に位置しており、古代パガン王朝の都市遺跡が集中しています。
この地域は主にバガンの平原に広がり、数千もの歴史的な建造物が点在しています。
バガンの歴史・起源
バガンは、9世紀から13世紀にかけて栄えたパガン王朝の首都として栄えました。
パガン王朝は、ミャンマーの中央部を支配し、仏教が国教として広がった時代でもありました。
この時期、バガンは仏教の中心地として、寺院や仏塔が数千も建立されました。
バガンの寺院群はその壮大なスケールと美しさで知られ、仏教信者や歴史愛好者にとっては聖地のような存在です。
バガンの仏教寺院
バガンの最も顕著な特徴は、数千もの仏教寺院と仏塔で、その数は2,000以上に及びます。
これらの寺院と仏塔は、多くが砂岩で建てられ、美しい彫刻や壁画で飾られています。
ゴールデン・パゴダ寺院(シュエサンドー・パヤー (Shwesandaw Paya)やアーナンダ―寺院 (Ananda Temple)やタビニュ寺院 (Thatbyinnyu Temple)は、バガンの代表的な建築物として称賛されています。
これらの寺院は、その壮大なスケールと美しさから訪れる人々を魅了し続けています。
バガンの夕日
バガンでの夕日は、その美しさで有名で、何度でも心を奪われることでしょう。
シュエサンドー・パヤー寺院は、夕日を楽しむのに最適な場所で、多くの観光客がここで夕陽を待ちます。
太陽がバガンの平原に沈む瞬間は、まさに魔法のような美しさで、写真家や風景愛好者にとって夢のような瞬間となります。
バガンの平原に広がる仏塔と遺跡の景観は、壮大で神秘的です。
この平原は、歴史的な遺産の宝庫であり、夕日や日の出の時間には特に美しい光景が広がります。
夕日が仏塔の背後に沈む瞬間や、日の出の幻想的な風景は、訪れる人々の心を捉え、何度でも訪れたくなる魅力を持っています。
ホットエアバルーンのアドベンチャー
バガンの美しい景観を一望する絶好の方法は、ホットエアバルーンに乗ることです。
朝早く、バルーンに乗り込んで、バガンの寺院と仏塔の間を浮遊しながら、息を呑むような景色を楽しむことができます。
これは、人生の中で一度は体験してみる価値がある冒険です。
バガンおすすめ観光スポット5選
1.ゴールデン・パゴダ寺院(シュエサンドー・パヤー )
バガンで最も有名な寺院で、美しいゴールドの仏塔が特徴です。
特に夕日の時間帯に訪れると、壮大な景色を楽しむことができます。
煉瓦を主要な建材として使用しており、バガン地域の他の寺院と同様に美しい彫刻や装飾が施されています。
寺院の中央に位置する仏塔からは、階段を登りながら360度のパノラマビューを楽しむことができます。
寺院の頂上からはバガンの美しい景色、特に夕日や日の出の時間帯には素晴らしい景観が広がります。
2.アーナンダ―寺院 (Ananda Temple)
この寺院は4つの仏像を祀る大きな神殿で、バガンで最も重要な寺院の一つです。
内部には壮大な仏像や美しい壁画があります。
ミャンマー仏教寺院の代表的なもので、煉瓦を主要な建材として使用しています。
寺院の外観は四角形の形状を持ち、高さ約51メートル(168フィート)に達する大きな仏塔が特徴です。
寺院の内部には美しい仏像や壁画があり、仏教の教えや歴史を物語っています。
3.タビニュ寺院 (Thatbyinnyu Temple)
バガン地域の他の多くの寺院と同様に、煉瓦を主要な建材として使用しています。
寺院の外観は非常に印象的で、高さ61メートル(200フィート)に達する大きな仏塔が特徴です。
仏塔の上には複数の段があり、仏像が祀られています。
寺院の内部にも多くの仏像や壁画があり、仏教の教えと歴史を示しています。
4.シュエズィ-ゴン・パゴダ
八角形の基底に円錐形の仏塔が立つ典型的な仏教寺院のデザインを持っています。
寺院は煉瓦で覆われ、外壁には数多くの金箔が施されています。
パゴダの頂上には、金の錆びない鋼鉄製の玉石が飾られており、その上に仏教の宝物であるヒンディー(Hti)が置かれています。
5.ダマヤンジー寺院
煉瓦を主要な建材として使用しています。
寺院の外観は非常にシンプルで四角形の形状を持ち、大きな仏塔の中に多くの祠が内包されています。
この寺院は、バガンの建築様式の一例で、その堅牢な構造と美しいデザインが特徴です。
バガンの世界遺産登録
バガンの歴史遺産の重要性は、2019年にユネスコの世界遺産に登録されることで国際的に認識されました。
これにより、バガンの文化的遺産を保護し、後世に伝えるための努力が強化されました。
バガンの歴史は、仏教文化、建築美、そしてその壮大な景観に根ざしており、訪れる人々に永遠の感動と啓示をもたらします。
ミャンマーを訪れる際には、バガンの魅力に触れ、その歴史的な宝庫を探索してみてください。
アクセス方法
バガンの最寄りの地域へ行く方法は3つございます。
遺跡広域は、広大なエリアに建立されていますので、一番は、飛行機がおすすめです。
・飛行機
・バス
・列車
飛行機
バガンのニャンウー(Nyaung-U)空港に飛行機でアクセスすることです。
ニャンウー空港はミャンマー国内線の便が運航されており、ヤンゴン、マンダレー、ヒーホー、チャウンタ等から直行便があります。
太字地域により発着が異なるのでご注意ください。
ニャンウー空港からバガンの中心部にある観光地域へはタクシーやトゥクトゥクを利用できます。空港から市内までの距離は約10キロメートルです。
バス
ミャンマー国内各地からバガンへのバス便が運行されています。
ミャンマーでは一般的な移動手段となります。
特にヤンゴンやマンダレーからのバス便は多く、日夜運行されています。
バスは様々なクラスがあり、快適な座席や夜行バスも選択肢の一つです。
バガンのバスターミナルから市内までタクシーやトゥクトゥクを利用できます。
費用を抑えたい方は、バスを利用されるとよいです。
列車
バガンへの列車も選択肢の一つです。
ミャンマー国内各地からバガン行きの列車が運行されており、列車はリゾートクラスからエコノミークラスまで様々なクラスがあります。
列車は一部の観光地域に停車することがありますので、行きたい場所に合わせて選択できます。
移動速度と衛生面にこだわりがない方は、列車をご利用してみてください。
ゆっくりとした移動速度で列車から見える車窓からの景色は、時を忘れさせてくれることでしょう。
また、一番費用がお安くなっています。
バガンへのアクセス方法は、あなたの出発地や旅行スケジュールに応じて選択できます。
最も一般的な方法は飛行機を利用することで、快適さと効率性が高いです。しかし、バスや列車もミャンマーの風景を楽しみながら旅行する良い方法です。
アクセス方法を選ぶ際には、旅程、予算、快適さ、冒険心などを考慮して選びましょう。
さいごに
バガンを訪れると、ミャンマーの地元カルチャーと美味しい料理に触れる機会が広がります。
バガンのローカルマーケットでは、地元の食材や手工芸品が豊富に販売されています。
記念にお土産をお手にとってみてください。
また、ミャンマー料理を堪能するチャンスもあります。
バガンはその歴史遺跡、美しい景観、文化的な魅力、そして地元の人々によって、まるで夢のような場所です。
ミャンマーを訪れる際には、バガンへの旅を絶対に逃さず、その神秘的な魅力に魅了されてみてください。
それでは、バガンへの素晴らしい冒険の幕開けとなることでしょう。
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