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2024/03/08 14:00

ミンガラーバー。

みなさん。海外旅行へ行ったときは、滞在先の文化に触れる機会が多いと思います。そして、その国々の文化・風習・伝統・衣装は、個性的で歴史の一部を垣間見ることができるしょう。その中でも衣装は、デザイン・模様・着目するところがあり、目を惹きつけるものがあります。

ミャンマーの伝統衣装は、ミャンマー人の性格や心の現しているようです。ミャンマー人は、誠実で献身的なところが多いです。その伝統衣装には、シンプルなデザイン・色相が使われています。

ミャンマーを訪れたら、まず目にするであろう鮮やかな色彩と軽やかな動きを魅せる民族衣装「ロンジー」。一枚の布が織りなす多彩な魅力と、ミャンマーの人々の暮らしに根差した深い歴史を紐解いていきましょう。

ロンジーとは


ロンジーは、男女問わず着用される筒状の巻きスカートです。シルク、コットンなど様々な素材で作られ、鮮やかな色柄から落ち着いた無地まで、その種類は実に豊富です。着用方法は男女で異なり、男性は腰に巻きつけて前を結ぶ「パソー」、女性は「タメイン」と呼ばれる伝統衣装です。性別によって衣装の名前が変わるのは、面白いですね。

男性の伝統衣装『パソー』


女性の伝統衣装『タメイン』

ロンジーの歴史と文化


ロンジーの起源は古く、バガン王朝時代から存在していたと言われています。当時は貴族の衣装でしたが、時代とともに庶民にも広まり、現在ではミャンマーの国民服として親しまれています。ロンジーは単なる衣服ではなく、民族の誇りや文化を象徴する存在であり、伝統的な柄や色にはそれぞれ意味が込められています。

ロンジーの魅力


ロンジーの魅力は、その軽やかさと快適な着心地にあります。暑いミャンマーの気候にも適しており、風通しが良く動きやすいことから、日常生活に欠かせない衣服となっています。また、一枚の布で様々な着こなしができる点も魅力です。フォーマルな場ではシルク素材の華やかなロンジーを、普段着にはコットン素材のシンプルなロンジーを、とシーンに合わせて使い分けることができます。

ロンジーの楽しみ方(履き方)


ミャンマー旅行の際には、ぜひロンジーを体験してみてはいかがでしょうか。市場や専門店では、様々な種類のロンジーが販売されています。自分の好みに合わせて色柄を選ぶのも楽しみの一つです。着付けは簡単ですが、慣れないうちは店員さんに手伝ってもらうと良いでしょう。

ロンジーの履き方については、こちらの動画で紹介をしています。ぜひ見てください♪♪

おわりに

ミャンマーの伝統衣装ロンジーは、一枚の布に歴史、文化、そして人々の暮らしが織り込まれた魅力的な衣服です。その軽やかさと快適な着心地をぜひ体感し、ミャンマー旅行をより深く充実したものにしてください。きっと旅行の時間を楽しみにしてくれることでしょう。

また興味がありましたら、ミャンマーに関することを配信しております。SNSもみていただけると幸いです。それでは次回まで。