2025/05/23 11:00
皆さん、こんにちは!今日のブログは、私がミャンマーで出会った、熱々サクサクの魅力的な揚げ物文化を、これでもかと掘り下げてご紹介したいと思います!街を歩けば、香ばしい油の匂いに誘われずにはいられないほど、ミャンマーの人々にとって揚げ物は日常に根付いた、愛すべき存在なんです。

道端の宝石箱!揚げ物屋台はエンターテイメント
ミャンマーの街角には、所狭しと揚げ物屋台が並んでいます。ジュージューと音を立てる鍋の中では、様々な食材が黄金色に揚がっていく様子は、まさに目の前で繰り広げられるエンターテイメント!おばちゃんやおじちゃんが手際よく揚げ物をひっくり返す姿を見ているだけでも、食欲がそそられます。

これらの屋台は、朝食、おやつ、軽食、そして時には夕食の一品として、地元の人々に愛されています。学校帰りや仕事帰りの人々が、熱々の揚げ物を頬張る姿は、ミャンマーの日常風景の一部と言えるでしょう。
バラエティ豊かな揚げ物の世界:定番から変わり種まで
ミャンマーの揚げ物の種類は本当に豊富で、何度訪れても新しい発見があります。ここでは、特にポピュラーな揚げ物をいくつかご紹介しましょう。
ガゥピャゥ (揚げパン)
ミャンマーの朝食の定番!小麦粉で作られたシンプルな揚げパンで、ほんのりとした甘さとサクサクとした食感がたまりません。コーヒーや紅茶と一緒に食べるのが一般的です。形も様々で、棒状のものや丸いもの、ねじれたものなどがあります。お店によっては、中にココナッツや豆が入ったものもあります。

サモサ (サモウサ)
サモサ (サモウサ): インドの影響を受けた揚げ餃子のようなもの。中には、スパイスで味付けされたジャガイモや玉ねぎ、ひき肉などが入っています。三角形に包まれているのが特徴で、屋台だけでなく、レストランや市場でもよく見かけます。ピリ辛のソースと一緒に食べるのがおすすめです。地域によって具材やスパイスの配合が異なるので、食べ比べも楽しいです。

バナナの揚げ物 (ニャッピョーチョー)
完熟したバナナを衣で揚げた、シンプルながらも美味しいデザート。外はカリカリ、中はトロトロのバナナの甘さが絶妙です。おやつとしてはもちろん、食後のデザートとしても人気があります。衣にココナッツフレークを混ぜたり、ゴマをまぶしたりするお店もあります。

豆の揚げ物 (ペーチョー)
様々な種類の豆を揚げたスナック。ひよこ豆、レンズ豆、そら豆などがあり、それぞれ異なる食感と風味を楽しめます。おつまみとしても人気で、ビールとの相性も抜群です。屋台ではミックスされたものが売られていることも多く、色々な味が楽しめます。

野菜の揚げ物 (ターベッジョー)
カボチャ、ナス、オクラ、玉ねぎなど、様々な野菜を揚げたもの。衣をつけて揚げるだけでなく、素揚げに塩を振っただけのシンプルなものもあります。野菜本来の甘みや旨味が凝縮されていて、ヘルシーな印象も(あくまで印象です!)。

シャン風揚げ豆腐 (タオフーチョー)
シャン州発祥の揚げ豆腐。日本の豆腐とは少し異なり、豆の粉から作られたねっとりとした食感の豆腐を揚げています。
外はカリッと、中はモチモチとした独特の食感が楽しめます。甘酸っぱいタレや、香ばしいピーナッツと一緒に食べるのがおすすめです。

魚のすり身揚げ (ンガーピョーチョー)
魚のすり身を丸めて揚げたもの。プリプリとした食感と、魚の旨味が凝縮されています。そのまま食べるのはもちろん、麺料理のトッピングとしてもよく使われます。

おわりに
ミャンマーの揚げ物文化は、奥深く、そして何よりも美味しい!このブログを通して、少しでもその魅力が伝われば嬉しいです。
それでは、次回のブログもお楽しみに!
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