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2025/08/29 12:00

バガン(ミャンマー)の荘厳なパゴダと寺院の写真集です。朝霧の中、熱気球越しに眺める光景や、黄金に輝く建造物など、バガンの神秘的な美しさが伝わってきます。

バガンの歴史と文化背景
バガンは9世紀中頃に王都として成立し、11〜13世紀の最盛期には約10,000もの仏教関連建造物(主にパゴダ、寺院、修道院)が建立されました。そのうち、約2,200は現存しています。

シュエサンドー・パゴダ(Shwesandaw Pagoda)

1057年に建立されたティア式5階建てのパゴダで、バガンで最も高い構造物の一つ。仏陀の聖髪を納めたとされ、夕焼けや日の出の絶景スポットとして人気。

シュエジーゴン・パゴダ(Shwezigon Pagoda)

11世紀にアノーヤタ王が建立を開始し、1102年にキャンスィッタ王が完成させた金色のパゴダ。仏陀の骨や歯の断片を納めたとされ、後世の多数のパゴダの原型となりました。

アーナンダ寺(Ananda Temple)

1105年に築かれたバガンの傑作で、東西南北に向いた4体の立像仏があり、「ミャンマーのウエストミンスター寺院」と称されることもあります。モン様式とインド様式の融合による優美な建築が特徴。

タットビンニュ寺(Thatbyinnyu Temple)

1150–51年に完成したバガンで最も高い寺院であり、階段・図書室・僧侶の住居など多用途の構造を持ちます。

ダマヤンジー寺(Dhammayangyi Temple)

最大規模を誇り、ピラミッド的な形状と精巧なレンガ組みが魅力の寺院。

ティロミンロ寺(Htilominlo Temple)

1211–31年に建てられた高さ46 mの赤レンガ造り、漆喰装飾が精緻な寺院。四方に仏像が配置され、地震で損傷後に修復。

マハーボディ寺(Mahabodi Temple)

インド・ビハール州にある釈迦の悟りの地を模した唯一の寺院。1210–34年建立。

ナサウンカウン寺(Nathlaung Kyaung Temple)

931年建立のヒンドゥー教寺院。ヴィシュヌ神を祀るバガンの代表的なヒンドゥー教建築。

ブパヤ・パゴダ(Bupaya Pagoda)

バクシューティ王時代(紀元162–243年頃)に建てられた、ひょうたん形の最古のパゴダとされます。

スラマニ寺(Sulamani Temple)

細密なフレスコ画と煉瓦装飾が美しく、1181年に建設。1975年の地震で損傷し、1994年に再建。

ガダウパリン寺(Gadawpalin Temple)

1203–27年に建設された高さ2番目の大型寺院で、空洞の「gu」様式。2層構造とテラスを持ち、1975年地震後に修復。

おわりに

この都市は仏教を中心とした学問と宗教の中心地で、律学(パーリ語やアビダンマなど)や医学、天文学なども盛んに学ばれ、インドやスリランカ、クメール帝国から学僧や学生が集まりました。