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2025/12/19 12:00

ミャンマーでは仏教徒が大多数を占めますが、カチン族、カレン族、チン族、カヤー族といった少数民族を中心に、キリスト教徒も多く存在します。そのため、クリスマスは全国で祝日として祝われます。

人口の大半がキリスト教徒である州や都市では、クリスマスは盛大に祝われます。

カチン州(ミッチーナ、バモ)
チン州(ハカ、ファラム)
カヤー州(ロイコー)
ヤンゴンとマンダレー(教会と近隣地区)

教会
12月24日の夜と25日の朝には、教会で深夜ミサが執り行われます。賛美歌、祈り、そして降誕の朗読が行われます。
装飾
教会、一部のキリスト教徒の家庭や店舗では、クリスマスツリーや色とりどりのライトで飾り付けられます。
祈りと食事
家族が集まり、特別に用意された伝統的な料理(カチン、チン、カレンの伝統料理など)を味わいます。
キャロル
若者の中には、家々を回ってクリスマスキャロルを歌い、祝福を求める人もいます。
贈り物
子どもたちと家族が贈り物を交換します。
地元の味
ミャンマーのクリスマスは西洋の伝統に似ていますが、それぞれの民族の伝統文化とも深く結びついています。例えば、カチン州では、伝統的な踊り、歌、そしてマナウ・クイン(伝統的な祭り)が祝祭と合わせて祝われます。
民族衣装
祝祭シーズン中、少数民族のキリスト教徒は美しい民族衣装を身にまとい、教会や祭りを訪れます。

おわりに

ミャンマーのクリスマスは、キリスト教の信仰と民族の伝統が融合した、喜びに満ちた団結のお祝いなのです。