2026/06/26 12:00
(ミャンマー・チンロン)は、ミャンマーの伝統的なスポーツであり、1500年以上の歴史を持つと言われる伝統芸能文化です。
一見するとバレーボールやセパタクローに似ていますが、チンロンには独自の魅力や特徴があります。

主な特徴
勝ち負けがない(協調のスポーツ)
チンロンの最大の特徴は、相手チームと戦って勝敗を決めるのではないという点です。通常は6人が1つの円(サークル)になり、全員で協力して1つのボールを地面に落とさないように蹴り合い、技の美しさやラリーの回数を競います。

使用するボール
「籐(とう/ラタン)」を編んで作られた、軽くて中が空洞になった球体のボール(チンロン)を使用します。蹴ると「シャカシャカ」「パチッ」と心地よい音が響きます。

使っていい身体の部位
手以外の部分(足の甲、足の内側・外側、かかと、膝、頭など)を使ってボールをコントロールします。特に足の様々な部分を使った空中でのアクロバティックな技が見どころです。

チンロンの精神(文化的な意味)
ミャンマーの人々にとって、チンロンは単なるスポーツではなく、「和(チームワーク)」や「集中力」を養うものと考えられています。
一人のプレイヤーが難しいボールを必死に拾い、次の人が蹴りやすいように美しく上げる。この「お互いを思いやる気持ち」が不可欠なため、ミャンマーの温和な国民性を象徴する文化とも言われています。

現在のチンロン
伝統的なサークル形式のほかに、近年ではネットを挟んで得点を競い合う競技スタイルのチンロン(東南アジア競技大会・SEA Gamesの種目にもなっています)も発展しています。
ミャンマーでは、お祭り(パゴダ・フェスティバル)の出し物として音楽(ミャンマー伝統のサインワインという合奏)に合わせて華麗な技を披露するステージもあり、老若男女問わず、路地裏から競技場まで広く愛され続けています。

おわりに
ミャンマーのチンロンは、その繊細な美しさで観客を魅了し、選手間の調和を促進する、独特で誇り高いスポーツである。だからこのスポーツに興味があれば友達を誘いって一緒にやって見って欲しいです。