2026/08/21 12:00
みなさんは、パパイヤを食べたことがありますか。
パパイヤは、暖かい地域でよく育つ果物です。ミャンマーでも、パパイヤはとても身近な果物の一つで、スーパーや市場だけではなく、家庭の庭などでも見ることができます。
ミャンマーでは、パパイヤを果物としてそのまま食べるだけではありません。まだ熟していない青いパパイヤを使って、サラダや和え物、辛い料理などを作ることもあります。そのため、パパイヤはミャンマーの食文化にも深く関係している果物だと言えます。

パパイヤの特徴
パパイヤの実は、最初は緑色ですが、熟してくると黄色やオレンジ色に変わります。
熟したパパイヤは柔らかく、甘くてジューシーです。皮をむいて、中にある黒い種を取り除けば、そのまま食べることができます。
一方、まだ熟していない青いパパイヤは硬くてシャキシャキしています。そのため、ミャンマーでは青パパイヤを細く切って、いろいろな料理に使います。
同じパパイヤでも、熟しているか、まだ熟していないかによって、味や食感、食べ方が大きく違います。

ミャンマーの「パパイヤサラダ」
ミャンマーでよく食べられているパパイヤ料理の一つが、(パパイヤサラダ)」**です。
青パパイヤを細く切り、玉ねぎ、唐辛子、干しエビの粉、豆の粉などを加えて混ぜます。さらに、魚醤、レモン汁やタマリンドの汁、にんにく油などを加えて味を整えます。家庭や店によって材料や味付けは少しずつ違います。
ミャンマーのパパイヤサラダは、甘いというよりも、酸っぱくて、辛くて、塩味があるのが特徴です。
シャキシャキした青パパイヤに、干しエビや玉ねぎ、唐辛子などの味が加わるので、ご飯と一緒に食べてもおいしいです。

パパイヤの「タウン」
ミャンマーでは、パパイヤを「(タウン)」して食べる人も多いです。
「タウン」とは、唐辛子やトマト、にんにくなどをすり鉢のような道具で軽くつぶし、そこに細く切った青パパイヤを加えて、味を混ぜ合わせるような食べ方です。
一般的なパパイヤタウンには、青パパイヤ、トマト、青唐辛子、魚の発酵ペーストなどが使われることがあります。店によっては、干しエビやほかの具材を加える場合もあります。
辛いものが好きな人は、唐辛子をたくさん入れて食べます。辛さと酸味、塩味が合わさって、とても食欲をそそる味になります。

ラカイン地方のパパイヤ料理
ミャンマーには、地域によってさまざまな食文化があります。
ラカイン地方にも、独特なパパイヤ料理があります。ラカイン風のパパイヤサラダでは、青パパイヤにトマト、青唐辛子、黒こしょう、魚の発酵ペーストなどを加えて作るスタイルがあります。
ラカイン料理は、辛くて、酸味があり、魚介類や発酵食品を使う料理が多いことで知られています。そのため、ラカイン風パパイヤサラダも、普通のパパイヤサラダとは少し違った独特の味を楽しむことができます。

パパイヤを揚げて食べる方法
ミャンマーでは、青パパイヤを揚げてからサラダにする食べ方もあります。
例えば、青パパイヤを細く切って揚げ、ピーナッツや干しエビなどと合わせてサラダにする料理があります。普通のパパイヤサラダとは違い、揚げたパパイヤの香ばしさとサクサクした食感を楽しむことができます。
このように、パパイヤは生で食べるだけではなく、揚げたり、混ぜたり、調味料と合わせたりして、いろいろな料理にすることができます。

熟したパパイヤの食べ方
もちろん、青パパイヤだけではありません。
熟したパパイヤは、そのまま食べるのが一番簡単な方法です。皮をむいて、黒い種を取り除き、一口サイズに切って食べます。
冷蔵庫で冷やしてから食べると、暑いミャンマーでは特においしく感じます。
また、ジュースやスムージーにしたり、ヨーグルトと一緒に食べたりすることもできます。
パパイヤには、ビタミンCやβカロテンなどの栄養素が含まれています。そのため、健康的な果物の一つとして知られています。
また、水分も多く含まれているので、暑い日に食べるとさっぱりした気分になります。
しかし、どんな食べ物でも食べすぎるのはよくありません。パパイヤだけを食べるのではなく、野菜や肉、魚など、いろいろな食品をバランスよく食べることが大切です。
ミャンマーでは、パパイヤは比較的手に入りやすい果物です。
そのため、特別な日にだけ食べるものではなく、普段の生活の中でもよく食べられています。
家庭によっては、庭にパパイヤの木を植えて、自分の家で育てることもあります。実がなったら、熟すまで待って果物として食べたり、まだ青いうちに料理に使ったりすることができます。
このように、一つの果物を成長の状態に合わせて、いろいろな方法で食べられるところが、パパイヤの面白いところだと思います。

パパイヤから見るミャンマーの食文化
ミャンマーの料理には、辛い、酸っぱい、塩辛い、甘いなど、さまざまな味を組み合わせたものがたくさんあります。
パパイヤ料理もその一つです。
例えば、青パパイヤのシャキシャキした食感に、唐辛子の辛さ、レモンやタマリンドの酸味、魚醤や魚の発酵ペーストの塩味、干しエビのうま味などを加えます。
このように、いろいろな味を一つの料理に組み合わせることで、ミャンマーらしい独特な味が生まれます。
また、地域や家庭によって使う材料や味付けが違うため、同じ「パパイヤサラダ」でも、食べる場所によって少しずつ味が違います。

おわりに
このように、パパイヤはミャンマーの人々にとって、ただの果物ではありません。
熟したパパイヤは甘くておいしい果物として食べることができ、青パパイヤはサラダやタウンなどの料理に使うことができます。
特に、青パパイヤを細く切って、唐辛子、トマト、玉ねぎ、干しエビ、魚醤、魚の発酵ペーストなどと合わせることで、ミャンマーらしい辛くて酸っぱい料理を作ることができます。
さらに、地域によって味付けや材料が違うため、パパイヤを通してミャンマーのさまざまな食文化を知ることもできます。
私は、パパイヤは**「一つの果物から、いろいろな料理を作ることができる、とても便利で面白い果物」**だと思います。
日本では、パパイヤを料理に使う機会はそれほど多くないかもしれません。しかし、もしミャンマーを訪れる機会があれば、ぜひ熟したパパイヤだけではなく、ミャンマー風のパパイヤサラダやパパイヤタウンも食べてみてほしいです。