2026/09/11 12:00
ミャンマーでのタマリンドの使い方
みなさんは、タマリンドという果物を知っていますか。
タマリンドは、暖かい地域でよく育つ植物で、ミャンマーでは昔から料理に使われてきました。ミャンマー語では「မန်ကျည်းသီး」と呼ばれています。
タマリンドの大きな特徴は、独特の酸味です。ミャンマーでは、この酸味を利用して、料理の味付けをしたり、飲み物を作ったり、お菓子やジャムなどに加工したりします。

タマリンドの特徴
タマリンドの実は、豆のさやのような形をしています。さやの中には果肉と種が入っています。
果肉は茶色っぽい色をしていて、甘酸っぱい味がします。熟したタマリンドはそのまま食べることもできますが、ミャンマーでは料理の調味料として使うことのほうが多いです。
特に、酸味を加えたいときにタマリンドを使います。

料理での使い方
ミャンマーでは、タマリンドを料理の酸味付けに使います。
タマリンドの果肉を水に浸して柔らかくし、手でよくもんで果肉を水に溶かします。その後、種や繊維などを取り除くと、タマリンドの酸っぱい汁ができます。
この汁を魚料理や肉料理、野菜料理などに加えると、さわやかな酸味が出ます。
ミャンマー料理では、酸味のある料理が多いため、タマリンドはとても便利な調味料の一つです。

タマリンドジュース
タマリンドは、飲み物としても楽しむことができます。
タマリンドの果肉を水に溶かし、砂糖や少量の塩などを加えて味を整えると、甘酸っぱいタマリンドドリンクになります。
暑い日に冷たくして飲むと、さっぱりした味を楽しむことができます。
家庭や店によって、砂糖や塩の量などが違うため、味にもそれぞれ特徴があります。

タマリンドの葉
タマリンドは果実だけでなく、若い葉も食べられます。ミャンマーでは、タマリンドの若い葉をサラダとして食べることもあります。
若いタマリンドの葉をきれいに洗い、食べやすい大きさに切ります。その後、赤玉ねぎ、トマト、唐辛子、干し椎茸などと混ぜ合わせ、塩、魚醤、少量の油で味付けします。
トマトの葉は独特の酸味があるので、レモンをたくさん加えなくても風味が楽しめます。
また、家庭によっては、タマリンドの葉をスープやシチューなどに入れて食べることもあります。葉が柔らかいと食べやすく、独特の風味を楽しめます。

タマリンドジャム
タマリンドは、ジャムやお菓子に加工することもできます。
タマリンドの果肉に砂糖などを加えて煮ると、甘酸っぱいタマリンドジャムになります。
酸味が強いタマリンドに砂糖を加えることで、酸っぱさがやわらぎ、食べやすくなります。
パンやクラッカーにつけて食べたり、お菓子の材料として使ったりすることもできます。
熟したタマリンドは、そのまま食べることもできます。
さやから果肉を取り出し、種をよけながら少しずつ食べます。
タマリンドは甘酸っぱい味が特徴ですが、果実の状態によって甘さや酸っぱさが違います。
人によっては、塩や砂糖などを少し加えて食べることもあります。
ミャンマーの料理では、甘味、酸味、辛味、塩味など、いろいろな味を組み合わせることが大切です。
タマリンドは、その中でも特に酸味を加えるために重要な食材です。
レモンなどの代わりにタマリンドを使うこともあり、タマリンド独特の深い酸味によって、料理に違った風味を加えることができます。
また、タマリンドは比較的長く保存できる形に加工することもできるため、昔から家庭で利用されてきました。

おわりに
このように、タマリンドはミャンマーの食文化に深く関係している身近な食材の一つです。
そのまま食べるだけではなく、料理の酸味付けに使ったり、飲み物を作ったり、サラダや和え物に加えたり、ジャムやお菓子に加工したりするなど、さまざまな方法で利用されています。
特に、タマリンドの独特な甘酸っぱさは、ミャンマー料理の味を作るうえで大切な役割を果たしています。
**タマリンドは、ただの果物ではなく、ミャンマーの家庭料理や食文化を支えてきた大切な食材の一つです。**ミャンマーを訪れる機会があれば、タマリンドを使った料理や飲み物をぜひ味わってみてください。