2023/12/15 14:00
こんにちは。
私たちソントゥエディが東南アジアのミャンマーについて現地の情報・お知らせを詳しく紹介をしております。
ミャンマーと聞いて名前は、しているが場所を知らないと方が多いと思います。
今回は、ミャンマーについてとミャンマーに住んでいる民族について詳しくご紹介いたします。
ミャンマー、東南アジアの真珠とも称されるこの国は、多様な民族グループが共存し、独自の文化や歴史を紡いでいます。
ミャンマーの諸民族に焦点を当て、その多様性に富んだ魅力に迫ります。
ミャンマーでどこにあるの?
ミャンマーは、東南アジアのインドシナ半島西部に位置する国です。
国土は日本の約2倍の大きさで、中国、ラオス、タイ、インド、バングラデシュと国境を接しています。
ミャンマーの人口は約5,000万人で、そのうちビルマ族が約70%を占めています。
ビルマ族は、ミャンマーの中央部から下流の地域に主に居住し、公用語のミャンマー語を話します。
ビルマ族は、ミャンマーの歴史上、政治や経済において主導的な役割を果たしてきました。
ビルマ族以外の少数民族は、ミャンマーの北部、東部、南部に広く分布しています。代表的な少数民族には、シャン族、カレン族、カチン族、カヤー族、チン族、ラカイン族などがあります。
他にも数十以上の民族が混在しているちょっと複雑な国でもあります。
ミャンマーは、仏教徒の割合が90%と、東南アジアで最も高い国です。
仏教徒以外に隣国に影響を受けイスラム教・ヒンドゥー教・キリスト教など民族も共存しながら、成り立っています。
仏教寺院や仏塔が数多くあり、仏教文化が根付いています。様々な宗教施設もあります。
代表的な民族
・ビルマ族
・カチン族
・カヤー族
・カレン族
・チン族
・モン族
・ラカイン族
・シャン族
民族の紹介
ビルマ族
ヤンゴン、マンダレー、バゴーなどの主要都市に大きな集団があり、彼らはこれらの都市で政治やビジネス、文化の中心を担っています。
ビルマ族はビルマ語を話します。ビルマ語はミャンマーの公用語であり、ビルマ族が使用する主要な言語です。
ビルマ語は文字が美しいとされ、パゴダや寺院の壁にも多くの文章が刻まれています。
カチン族
カチン族は主にミャンマーの北部、特にカチン州(Kachin State)に広く分布しています。
これはミャンマーの山岳地帯であり、美しい自然が広がっています。
カチン族はカチン語を話します。カチン語は、カチン族の独自の言語であり、文学や詩、歌に使用されています。
カチン語は、ミャンマーの多言語状況の中で独自の存在感を有しています。
カチン族は主にキリスト教の信者が多いです。特にプロテスタントやカトリックが広く信仰されています。
カチン族の文化には、伝統的な歌や踊り、手工芸品などが含まれています。
伝統的なカチン族の衣装や装飾品は、独自のデザインと色使いが特徴です。
カヤー族
カヤー族は、ミャンマーの東部、特にカヤー州(Kayah State)を中心に広く分布しています。
彼らは山岳地帯や森林地帯に住んでおり、美しい自然が広がっています。
ヤー族は主にカヤー語(Karen language)を話します。カヤー語には複数の方言が存在し、地域によって異なります。
これらの言語はカヤー族のコミュニケーションと文学の手段となっています。
カヤー族は仏教、キリスト教(主にプロテスタント)、そして伝統的なアニミズムなど、複数の宗教を信仰しています。カヤー族の主な生計手段は農業です。
カレン族
カレン族は、ミャンマーの東南部に居住する、ミャンマーで3番目に人口の多い少数民族です。
カレン族は主にミャンマーの東部および中部に居住しています。
主要な居住地域はカレン州(Karen State)であり、ミャンマーの首都ヤンゴンから東に位置しています。
彼らは山岳地帯や沿岸地域に住んでいます。
カレン族は主にカレン語(Karen language)を話します。
カレン語には複数の方言があります。
カレン族は自らの言語を大切にし、文学や詩、歌に活かしています。
チン族
ミャンマーの北西部に位置するチン州に主に居住する少数民族です。
人口は約100万人で、ミャンマーの少数民族の中では6番目に多い民族です。
チン族の伝統的な生業は、農業や牧畜です。また、織物や陶器などの手工芸も盛んです。
チン族の多くは、キリスト教徒です。また、仏教徒やヒンドゥー教徒もいます。
モン族はミャンマーの南東部、特にモン州(Mon State)およびヤンゴン周辺に広く分布しています。
また、タイ国境に近い地域にも一部が住んでいます。
モン族はモン語(Mon language)を話します。文字も独自のものがあります。
モン族は仏教を信仰しています。モン族の寺院や仏教行事が地域社会に深く根付いています。
ラカイン族
ミャンマー西部のラカイン州に住む民族で、ラカイン人とも呼ばれます。
隣国のバングラディシュの影響を受けてラカイン族の中にはイスラム教を信仰する信徒が比較的多いです。
ラカイン州はロヒンギャ問題の焦点地域となっています。
シャン族は主にミャンマーの北東部、シャン州(Shan State)に広く分布しています。
シャン州は山岳地帯が広がり、美しい自然が特徴です。
一部のシャン族は、タイや中国の国境地帯にも住んでいます。
シャン族の宗教は多様で、仏教が主要な信仰であります。
シャン族の生計手段は農業が中心です。
おわりに
ミャンマーは多様性、美しい自然、温かな人々が織りなす魅力の国です。
その土地の豊かな歴史と未来への展望が、訪れる者に感動と洞察を与えてくれます。
ミャンマーへの旅は、自然の美と文化の薫り、そして人々の温かさに触れる素晴らしい冒険の始まりとなることでしょう
また興味がありましたら、ミャンマーに関することを配信しております。SNSもみていただけると幸いです。それでは次回まで。